防災・防犯・環境
※掲載している内容は、ご意見をいただいた時点のものです。現在の状況と異なる場合がありますので、予めご了承ください。
有線放送?「防災やいた」について(平成27年4月)
Q:内容
一昨年以来、「防災やいた」という有線放送?が始まりましたが、その内容に疑問を感じるようになったので、お伺いいたします。
放送開始する際に「防災やいた」を頭につけて放送しているのですから自然災害についての放送がメインだと思いますが、現在放送している「県議会議員選挙の投票の呼びかけ」や「交通安全週間のお知らせ」まで「防災やいた」を頭につけて放送するのはいかがなものでしょうか?これが定着しますと、肝心の災害(竜巻や地震・台風など)の時に単なるお知らせだと受け取られかねません。
この放送が、どれだけ効果があるかは分かりませんが、本来の目的とは違う目的に使用するのは不適切ではないでしょうか?
A:回答
日頃より市防災行政へのご理解・ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
「防災やいた」で始まる放送についてのお問い合わせについて、お答えいたします。
質問者様が有線放送とおっしゃっているものは、「防災行政無線」というものであり、防災及び行政情報などを放送することができる設備となっております。
放送をする際は「こちらはぼうさいやいたです。」から始まって放送を行っております。
これは、防災行政無線が電波を利用しており、電波法の規制を受け、防災行政無線の無線局名である「ぼうさいやいた」を名乗らなければならないためです。
放送につきましては、気象警報や竜巻注意情報等の身の安全を確保するための防災情報のほか、選挙や交通安全のお知らせといった行政に関係する内容についても放送しております。
ただし、「ぼうさいやいた」のみを名乗りますと、ご指摘のとおり、防災情報ではないにも関わらず、防災情報と勘違いされることがあると思われるため、誰が何の放送をしているのかわかりやすくするために、例えば、選挙であれば、「こちらはぼうさいやいたです。矢板市選挙管理委員会からお知らせします。」というような形で放送するルールにて運用しております。
以上のことから、法律で無線免許局名の「ぼうさいやいた」を必ず名乗らなければならない点をご理解いただいた上で、放送の内容をご確認いただけば幸いです。
所管課:くらし安全環境課
防災無線の用途(平成27年4月)
Q:内容
防災無線にて選挙の情報を流していますが、緊急性のない内容を繰り返し放送していると、信用されなくなり、緊急時に行動しなくなってしまう。また、毎日正午には「矢板市の歌」、夕方6時には「夕焼け小焼け」を流していますが、屋外スピーカーが近い為、いきなり後ろから大声で驚かされたみたいな事を毎日されているのでたまらない。就寝時間帯でもあるし音は煩いが何を話しているのか聞き取れない。
A:回答
日頃より市防災行政へのご理解・ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
防災無線の用途についてのお問い合わせにお答えいたします。
防災無線は、ただしくは防災行政無線といい、防災及び行政情報について放送することが可能な設備となっております。そのため、気象警報や竜巻注意情報等の身の安全を確保するための防災情報のほか、選挙などのお知らせといった行政に関係する内容についても放送しております。
そのため、緊急性の無い内容も含まれますが、ご理解の上、放送内容を活用していただきたく思います。
また、正午と6時の放送につきましては、放送設備が正常に働いているかどうかの確認が趣旨であるため、ボリュームを絞って極力ご迷惑をお掛けしないようにしておりますので、ご理解いただきくお願いいたします。
放送が聞き取り難い点につきましては、緊急に関する情報については放送と同時に携帯電話などへメールを通じて文字にて情報を配信するサービスや、放送内容が確認できる電話応答サービス(☎43-5151)を行っておりますので、ご活用いただきたく、よろしくお願いいたします。
メールにつきましては、市ホームページや広報やいたに登録要領を掲載しておりますが、分かり難い場合はくらし安全環境課窓口までお越しいただければ、登録作業を行いますので、市役所へお越しになる機会がありました際にお立ち寄りいただければと思います。
所管課:くらし安全環境課
消防団の問題(平成25年6月)
Q:内容
私は、消防団に入っております。近年、消防団員の減少が問題視されておりますが、矢板市としては何か対策をお考えでしょうか?女性消防団員の確保、市役所職員の方の入団など御努力をしているのはよくわかります。しかし、残念ながら現団員の負担軽減になったかと言えば、そこまでには至っていないのが現状だと思います。仕事が忙しいので退団したいが、それは出来ない。そんな団員が増えております。夏の訓練…操法大会。その為の練習がかなりの負担になっている部が多いのです。消防団も組織なので、少なからず上下関係が存在します。上からの圧力や意見で、必要以上に厳しい練習をするところが複数あるそうです。部によっては、新入団員がほとんど入らず、もう何年も何年も同じ方が操作員を務めているようなところもあります。
残念ながら、最近の若い方はこういった事が嫌で、「消防団入りは断固拒否」な考え方をする人も多いです。「飲み会ばかりやってて税金のムダ」なんて言う方も出て来ております。そもそも、どこの都道府県も毎年必ず操法大会を開催しているわけではありませんよね?隔年にするなり、全部が必ず参加しなくてはいけない今の形式を選抜制にするなり、そろそろ考える時期に差し掛かって来たのではないでしょうか?
消防団が不要な組織とは言いません。防災意識を高める為にも、操法大会は無くすわけにはいかないのでしょう。しかしながら、少子高齢化、時代の移り変わりが目まぐるしい中、かなり昔に設立された分団編成のままでは維持するのも厳しいですし、そうしようとすれば現団員の負担は益々増すばかりです。中には、崩壊し、ほぼ機能していない部もあります。そうならない為にも、分団の再編成、操法大会開催方法の見直し等、何とぞご検討頂けないかと思います。矢板市だけの問題ではないので、簡単に変えられない事はわかっております。しかし、まずは団員に実施調査のアンケートを取るなり、そういった事は不可能では決してないはずです。
A:回答
まず初めに、「分団の再編成」についてお答えいたします。
分団の再編成については、消防団のみならず、地元行政区とも密接な関係があることから、行政区長の意向も含め総合的に判断することになります。
消防団といたしましても、この問題は効率的な消防活動を行うための長年の課題であり、かねてより幹部の間では再編成についての意見交換など、検討を繰り返して参りましたが、残念ながら現在のところまだ結論には至っておりません。しかし、消防団員が減少化傾向にある今、この問題は従前にも増して重要な課題であると認識しておりますので、今後も引き続き検討して参ります。
次に、「操法大会開催方法の見直し」についてお答えいたします。
栃木県では、平成10年から現在の形式である、隔年実施で操法大会を開催しておりますが、塩谷管内の各市町においては、県の大会の有無にかかわらず、毎年夏季点検に合わせて操法大会を開催しております。団員の皆さんにおかれましては、本来正業に就いているにもかかわらず、操法大会に向けての長期間にわたる早朝練習などで、自分や家族の生活にまで多大な負担がかかっているのはご指摘のとおりでありますが、一方では操法大会での優勝に向けて意欲的な団員もおりますし、これが隔年実施となりますと、練習意欲も半減し、団員の士気の低下も懸念されるところであります。
つきましては、この見直しに関しては、塩谷管内の他市町との関連もありますので、今後連絡会議等で、矢板消防署も含め管内他市町の意向も勘案しながら、検討して参ります。
所管課:くらし安全環境課