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泉地区小中一貫教育について

泉地区小中一貫教育の概要

泉地区小中一貫教育の理念

ふるさと矢板を愛し、生きる力を育む小中一貫教育-将来なりたい自分になるために-

泉地区小中一貫教育のねらいと背景

ねらい

 小学校から中学校へ進学する際の円滑な接続を図りながら、ふるさと矢板を愛する心を育て、児童・生徒一人一人の個性と能力を伸長し、確かな学力・豊かな心・健やかな体などの「生きる力」を育成します。

背景

 本地区は自然と文化、歴史などの教育資源が豊かであり、郷土への親しみ、愛情を育むのに適した状況にあります。
 かつ、小学校と中学校は隣接しているという条件を生かし、小学校と中学校という義務教育9年間をひとまとまりとしてとらえ、系統的、継続的な教育課程を編成し、児童・生徒の成長を図るより良い環境を整えています。

  • 小学校2年生の「学校のまわりの探検」の学習で泉地区の絵地図を作成し地域に目を向ける学習を行います。
  • 小学校4年生の「地域を支える人たち」の学習で、市民のために働く人たちやボランティア活動について学びます。
  • 小学校6年生の「自分史づくり」で、それまでの生き方をまとめ、自分の将来像を作成します。
  • 中学校1年生の「泉地区、矢板市のよさを探求しよう」の学習で、高原山の自然、歴史や文化について学びます。
  • 中学校2年生の「キャリア・スタート・ウィーク」の学習で5日間の職場体験を行います。

泉地区小中一貫教育の基本的な考え方

 泉地区の小中学校一貫教育は、「生き方を学ぶ」「学力をつける」「体力をつける」ことを特に重視して、次の視点で進めていきます。

  1. 9年間一貫した系統的、継続的な学習指導や児童生徒指導を展開します。
  2. 小・中学校の教職員の連携と交流を深めるとともに、児童・生徒を小中の教職員全員で見守り、教職員の特性や専門性をいかした教育活動を展開します。
  3. 小学校と中学校の枠にとらわれずに幅広い年齢の子どもたちが交流することにより、自尊感情を高め、より良い人間関係をつくります。
  4. 地域学習や地域活動など泉地域の特色を生かした多様な教育活動を行います。

  • 中学校1年生が地域の歴史や自然について探究したことを小学生の前で発表し、小学校5年生での「守ろう高原山・泉地区の環境」についての学習の参考にします。
  • 中学校2年生が職場体験で学んだ「働く人の姿」「生きがい」「やりがい」などを、小学生の前で発表する場を設けます。
  • 中学校の学校行事(校内合唱コンクールなど)を小学生が参観したり、参加したりします。

泉地区小中一貫教育

生き方を学ぶ

自立した社会人・職業人として生きていくために必要な基礎的な能力と態度を育てます

  • 地域の人たちとのかかわり、高原山や泉地区の自然や歴史、文化とのふれあいの中で、自己の生き方を追求する力と望ましい人間関係をつくり出す力、ふるさとを愛する心を育てます。
  • 生活科の一部(小学校1、2年)と、総合的な学習の時間(小学校3年から中学校3年)で主に生き方について学習し、道徳の授業とも関連付けて学びます。
  • 泉地区小中合同発表会で「生き方」について学んだことを発表します。

学力をつける

学校の授業と家庭学習の連携を図り、学力の向上を目指します

  • 国語、算数・数学、英語の学力をつけることに重点をおきます。(英語活動を小学校1年生からの実施)
  • 小学校4年生までに授業の決まりや家庭学習の進め方を繰り返し指導して身に付けさせます。
  • 小学校5、6年生で専門教科の先生が一部の教科の指導を行います。(一部教科担任制の実施)

体力をつける

体力の低下が心配されることから体力づくりや食育にも力を入れます

  • 走る、跳ぶ、投げるなど、新体力テストの各種目のデータを活用し、各自に目標を持たせ、9年間を通して計画的に体育の授業で体力づくりを行います。
  • 部活動とも関連づけて体力づくりを行います。
  • 授業以外でも、体力向上を意識した校外活動や遊びを取り入れます。
生活や学習の基盤づくりの段階
指導区分 生活や学習の基盤づくりの段階
学年 小学1年 小学2年 小学3年 小学4年
重視項目 生き方を学ぶ 人とのかかわりの中で、地域を知り、自分のよさを学ぶ
学力をつける 基礎・基本を繰り返して学習する
体力をつける 新体力テストの各種目の記録更新を目指し、継続して新体力テストを行う
望ましい食生活の習慣を身に着ける
教科担任等 学級担任制
学級編成 少人数学級(30人以下)編成の実施
小・中学校の接続の強化の段階
指導区分 小・中学校の接続の強化の段階
学年 小学5年 小学6年 中学1年
重視項目 生き方を学ぶ 人とのかかわりの中で、自分の可能性をさぐり、泉地区、矢板市について理解を深める
学力をつける 基礎・基本を生かして学ぶ意欲をたかめる
体力をつける 新体力テストの各種項目の記録更新を目指し、継続して新体力テストを行う
体育の授業と部活動で体力をつける
教科担任 一部教科担任制 教科担任制
学級編成 少人数学級(30人以下)編成の実施
個性を伸ばす段階
指導区分 個性を伸ばす段階
学年 中学1年 中学3年
重視項目 生き方を学ぶ 人や矢板市とのかかわりの中で、これからの生き方を考える
学力をつける 得意な分野をさらに伸ばす
体力つける 新体力テストの各種項目の記録更新を目指し、継続して新体力テストを行う
将来の健康を考えて体力をつくる
教科担任等 教科担任制
学級編成 少人数学級(30人以下)編成の実施

生きる力とは

知・得・体のバランスのとれた力

  • 基礎的な知識・技能等を習得し、それらを活用して、自ら考え、判断し、表現することにより、さまざまな問題に積極的に対応し、解決する力
  • 自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など豊かな人間性
  • たくましく生きるための健康や体力 など

発達段階に応じた指導区分

子どもたちの心身の発達が以前と比べて早まったことや、小学校5、6年の段階で学習に対する意識の変化がうかがえることなどの実態から、生活の基盤づくりの段階(4年間)、小・中学校の接続の強化の段階(3年間)、個性を伸ばす段階(2年間)とし、児童・生徒の発達段階を踏まえて指導を行います。

少人数学級(30人以下)編成の実施

  • 児童・生徒が31人以上の学年は、2学級にして、学習指導や心のケアなど、きめ細やかな指導を行います。
  • 国語、算数の授業で、教員を複数配置し、習熟度別学習やティームティーチングなどの個に応じた指導を行います。