犯罪被害者支援
犯罪被害者支援とは
「犯罪」は、ある日突然起こります。誰にもそれを予測することはできません。
犯罪被害に遭うと、様々な問題が生じてきます。被害者ひとりの力だけで回復することは困難です。
犯罪被害者等の方々が抱える様々な問題に対応するために、犯罪被害者等のおかれている現状・心情を自分に置き換え、一日でも早く心身ともに回復し、再び平穏な生活を取り戻せるよう、社会全体で支援をすることが大切です。
犯罪被害者等支援(栃木県)<外部リンク>
もし犯罪被害に遭ってしまったら
犯罪等の被害者や、その家族・遺族に精神的ケアを行う機関として、公益社団法人「被害者支援センターとちぎ」があります。
犯罪被害に遭ったことで心身に不調をきたしてしまい、「誰かに相談したい」「誰かに話を聞いてほしい」と思うときは、被害者支援センターとちぎに相談してください。
公益社団法人「被害者支援センターとちぎ」で受けられる支援
電話相談
専門的な研修を受けた支援員が、犯罪被害により生じたさまざまな問題について相談に応じます。
面接相談
電話相談後、必要に応じて面接相談を行います。(要予約)
専門家による面接、法律相談、カウンセリングを行っています。(要予約)
直接的支援
相談の状況に応じて、被害に遭われた方に直接お会いして支援します。
・被害直後、外出することが難しい場合には、ご自宅に伺います。
・病院に行く際、支援員が付き添います。
・市町村役場、その他行政機関に行く際、支援員が付き添います。
・警察署や検察庁に行く際、支援員が付き添います。
・裁判に関する支援を行います。
自助グループ支援
ご遺族が、安心して話すことができる場として自助グループ「あかし」「はなみずき」を運営しています。
申請補助
「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づき、給付金を申請する方のお手伝いをします。
栃木県で受けられる支援
栃木県では、殺人や傷害などの故意の犯罪行為により死亡された方の御遺族、又は重傷病を負われた方が、被害後に直面する経済的な負担の軽減を図るため、栃木県犯罪被害者等見舞金制度を創設しました。
栃木県犯罪被害者等見舞金制度について(チラシ) [PDFファイル/363KB]
栃木県犯罪被害者等見舞金制度について<外部リンク>
皆さまにもできる被害者支援
公益社団法人「被害者支援センターとちぎ」は、一人ひとりの県民からの会費で運営される、県民による、県民のための民間被害者支援団体です。
「被害者支援センターとちぎ」では、犯罪被害者を支援するため、賛助会員の募集や募金などの活動を実施しています。
賛助会員
個人会員/1口3,000円、法人(団体)会員/1口10,000円
複数口の加入も可能です。入会希望の方はセンターにお申し込みください。ご案内と振込用紙をお送りします。
寄付
金額の定めはありません。
センターへの寄付金は、所得税法、法人税法上の特定公益増進法人に対する寄付優遇措置の対象となります。
募金
募金箱を設置していただける協賛企業・団体等を募集しています。
また、売り上げの一部が募金される自動販売機があります。
矢板市役所では、生活環境課窓口(募金箱)や保健福祉センター東側入口(自動販売機)に設置しています。
スマートフォンアプリ「こころちゃん」
「こころちゃん」は、被害者の方々の状況や、支援・相談先について知ることができる、犯罪被害者支援教育アプリです。
お子様にもわかりやすい内容になっていますので、学校などの教育機関、また犯罪被害者支援にかかわる関係機関の教材や資料としてお使いください。
スマートフォンアプリ「こころちゃん」(公益社団法人全国被害者支援ネットワーク)<外部リンク>
お問い合わせ
被害者支援センターとちぎ相談電話(相談無料)
電話番号:028-643-3940
受付時間:毎週月曜日から金曜日 午前10時から午後4時まで
公益社団法人被害者支援センターとちぎ<外部リンク>