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第20回ともなり文芸祭り大賞作品

第20回ともなり文芸祭り大賞作品

第20回ともなり文芸祭りにご応募ありがとうございました。

今年度は矢板市制施行60周年を記念して、市内の小・中学生、高校生を対象に、

「たかはら山」を題材とする作品を募集いたしました。

おかげさまで、10,304作品のご応募をいただくことができました。

ともなりくん

自由題の部

短歌 小学生の部

片岡小学校6年 小野 琴未 

今年もかだれが乗るかでゆずり合いちょっと苦手な女子の騎馬戦

短歌 中・高校生の部

氏家中学校2年 亀井 可南

ふしをつけ札読む祖母が楽しくて自然と覚えた百人一首

短歌 一般の部

東京都西東京市 山室 美代子 

どっしりと脚踏みしめて太鼓打つ祭りの夜の女の肉叢

俳句 小学生の部

片岡小学校5年 阿久津 理良

紅白の玉投げる空いわし雲

俳句 中・高校生の部 

片岡中学校3年 飯村 琉叶

合格を絵馬に願いし天満宮

俳句 一般の部

宇都宮市 小林 久子

地方紙を入れ新米の届きけり

川柳 小学生の部

矢板小学校6年 塚原 希歩

大きいと思った母と肩並ぶ

川柳 中・高校生の部

泉中学校2年 渡邊 楓果

自己ベスト腕を振りきりたたき出す

川柳 一般の部

矢板市 竹内 勇

大さじも小さじもいらぬ妻の味

詩 小学生の部

乙畑小学校6年 久郷 和泉

    秋の風景

黄色いカーテンがゆれている

風が冷たくなってきたな

テストが終わって

まどの外を見る

校庭の木は

黄色 オレンジ 赤

明るい色にそまっている

でも何だかさびしいな

遠くに見える山も

緑の部分が少なくなってきた

しだれ桜の葉が落ちて

地面をかくしている

あっ また一枚落ちた

もうすぐ冬だ

ここから見る 秋の風景も

今年最後かな

乙畑小の秋の風景を

ずっと覚えていよう

詩 中・高校生の部

泉中学校3年 斎藤 春流

    受験勉強

兄のおさがりの問題集

たくさん勉強した痕がある

努力した痕がある

その問題集に私がつけた痕はまだない

「もっと頑張らないと」

わかっているのに

やろうとしているのに

「勉強は?」

母の一言でやる気を失いペンを置く

わかっている

母の一言は私のためだと

私の将来のためだから

もう一度ペンを持ち

問題集に私の努力を書き込もう

春になって振り返ったとき

笑顔になれるように                                                                                                

詩 一般の部

那須塩原市 黒沢 竜

    いたずら狐

福島原発事故の被害を受けた

飯館村への帰還は解除されたが

帰郷した人達は僅かだ

それは飯館村に隣りする月舘町に

生を受けた私にとり

他人事ではない

遠い少女の頃の思い出が甦るとき

急患の電話を受けた父が立ち上がって

重い往診カバンを背負い

飯館村へ行くと告げた夜を

私は今も忘れない

往復二時間の山道を歩む父を

「背負い先生!」と囃す学童達も居たが

その言葉は父に対する親愛の情の

裏返した表現だったと思う

そればかりではない

麓の家で借りた提灯を

尾で揺らして灯を消した

森の狐のいたずらも

学童たちと同じ思いの

表現だったのだろう

飯館村の人達にとり

ふるさとの山河や動物は

家族同然だった

父の葬儀の時に

いたずら狐の無礼を真剣に詫びていた

村の人の心を思うとき

私はふるさとの受けた不幸を

悲しまずには居られない

たかはら山の部

短歌 小学生の部

矢板小学校6年 坂本 俊

じいちゃんと力いっぱい野菜ぬく緑あふれる高原山を背に

短歌 中・高校生の部

矢板中学校2年 大塚 和子

たそがれに弓矢を背負い急ぐ道不動の峰が我を見守る

俳句 小学生の部

矢板小学校1年 阿部 晄樹

ふゆになるたかはらやまはおじいちゃん

俳句 中・高校生の部

矢板中学校1年 福井 香奈 

水張った田んぼに映える高原山

川柳 小学生の部

矢板小学校3年 青木 祥穂

たかはら山矢板見守る宝物

川柳 中・高校生の部

矢板中学校1年 高野 未悠

おかえりとむかえてくれる高原山

詩 小学生の部

矢板小学校6年 黒川 日菜乃

    高原山と私

家の二階からちょっとだけ

高原山のかけらが見える

祖父母の家の和室から

高原山がどっしり見える

どんな時でも高原山は

静かに私を見つめかえす

家族で旅行の帰り道

なごりおしいと思ってたのに

高原山が見えた時

「帰って来たんだ。」

と、ほっとする

どんな時でも高原山は

あたたかく私を迎えてくれる

春のやわらか色の高原山

夏の深く力ある色の高原山

秋のほんのりあたたか色の高原山

冬のキリリとした高原山

どんな時でも高原山に

毎日私は笑顔を見せる

どんな時でも高原山は

あたたかく私を見つめかえす

詩 中・高校生の部

矢板中央高等学校2年 北原 玄徳

    通学

隣の市から高原山の麓へ40分

雨の日も雪の日もひたすら自転車を扱ぐ

里山を越え川を渡り

つつじの里の学校へ通う

淡い日差しに

連なる高原山は薄緑に映え

自然と心も緩み浮き立つ私に

高原の山は「浮ついているとこけるぞ」と

冷たい風を吹き下ろす

日照り続きの日差しに

里山の木々は青葉に茂り

日差しを避けようとする私に

木々は「逃げるな じっと耐えろ」と

枝葉を揺すり葉音を奏でる

澄み渡る空のもと木々は色づき

きょろきょろと見渡している私に

高原山は「落ちつけ 今は実りのときぞ」と

山おろしの強い風が吹き抜ける

暗く寒い夜道をライトで照らし

一人で帰る私の背中に高原山は沈黙し

下弦の月とまたたく星が

「少しは明るくなるだろう」と

天空から夜道を照らす

一日も欠かすことなく

ひたすら自転車を扱ぎ続ける私に

高原山は父母のように厳しく優しく

励ましながら見守っている

準大賞・奨励賞・入賞者について

【自由題の部】(短歌)準大賞・奨励賞・入選者についてはこちら [PDFファイル/720KB]

【自由題の部】(俳句)準大賞・奨励賞・入選者についてはこちら [PDFファイル/568KB]

【自由題の部】(川柳)準大賞・奨励賞・入選者についてはこちら [PDFファイル/606KB]

【自由題の部】(詩)準大賞・奨励賞・入選者についてはこちら [PDFファイル/849KB]

【たかはら山の部】(短歌)準大賞・奨励賞・入選者についてはこちら [PDFファイル/476KB]

【たかはら山の部】(俳句)準大賞・奨励賞・入選者についてはこちら [PDFファイル/405KB]

【たかはら山の部】(川柳)準大賞・奨励賞・入選者についてはこちら [PDFファイル/386KB]

【たかはら山の部】(詩)準大賞・奨励賞・入選者についてはこちら [PDFファイル/577KB]

作品集について

第20回ともなり文芸祭り作品集は矢板市立図書館で閲覧できます。

また、矢板市生涯学習課窓口で、1冊500円で販売しております。

 ※いずれも2月13日(水曜日)以降になりますのでご注意ください。

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