学校給食における食物アレルギーへの対応について
学校給食における食物アレルギー対応
基本的な考え方
矢板市では、「学校給食における食物アレルギー対応指針(文部科学省)」及び「学校におけるアレルギー疾患対応マニュアル(栃木県教育委員会)」に基づき、食物アレルギーを持つ児童生徒が、安全安心な学校生活を送ることができるよう、「矢板市学校給食食物アレルギー対応マニュアル」を作成し、給食の提供を行っています。
矢板市学校給食食物アレルギー対応マニュアル(令和5年度版) [PDF]
学校給食の対応
- 事前に献立表や食物アレルギー対応予定表を保護者に配布します。保護者が原材料等を確認し、提供希望の有無や弁当持って等の対応について、学校と確認を行います。必要に応じて調理場担当者が保護者に連絡するなどの十分な調整を図り、対応内容に合意を得たうえで対応を実施します。
- 対応内容については、配膳員や関係教職員と情報を共有し、誤配のないよう十分注意して配送・配膳を行います。
- 対応を実施したことによる児童生徒の症状の変化、保護者からの意見・要望等を随時把握し、学校・調理場で情報を共有します。
対応内容
次のとおり、レベル別に対応を行っています。
レベル1 詳細な献立対応(自己除去対応)
事前に原材料を把握できる詳細な献立表を配布し、それをもとに食べられないと判断した場合は、給食から原因食物を除いて食べる。
レベル2 弁当対応
原因となる食物の種類が多い、誤食の危険性がある等、安全な給食の提供が困難な場合において、家庭から弁当を持ってする。
一部弁当対応:原因食物を含む献立に対して、部分的に弁当を持ってする。
完全弁当対応:給食を提供せず、すべて弁当を持ってする。
レベル3 除去食対応
献立中に「卵・乳製品」がある場合に、それらを除いた除去食を提供する。
レベル4 代替食対応
献立中に「卵・乳製品」がある場合に、代わりの食材で補った代替食を提供する。
対応を希望する場合
「食物アレルギー調査票」や「学校生活管理指導表」などの書類の提出、医療機関への受診や学校担当者との面談が必要となります。
対応開始までの流れ
「食物アレルギー調査票」の提出
- 新小学一年生 市教育委員会から保護者に配布され、就学時健康診断時にご提出いただきます。
- 在校生 毎年学校から配布され、年度内にご提出いただきます。
「食物アレルギー対応申請書」、「学校生活管理指導表」の提出
- 「食物アレルギー調査票」の提出を受け、対応を希望する場合には「食物アレルギー対応申請書」及び「学校生活管理指導表」を配布します。
- 「学校生活管理指導表」を持って、医療機関を受診。
- 「食物アレルギー対応申請書」及び「学校生活管理指導表」を提出。
※新小学一年生については、入学説明会の際にご提出いただきます。
学校担当者との面談
「学校生活管理指導表」を基に、学校生活における対応や管理についての面談を行います。
※下記の場合については対応できないことがありますのでご理解ください。
- 多品目の除去が必要な場合
- 極微量で反応が誘発される可能性がある場合
- 重篤な症状を伴う場合 等