自転車保険に加入していますか?
万が一に備えてますか?
自転車は身近で便利な交通手段ですが、乗り方を誤れば歩行者などに大ケガをさせてしまいます。自転車利用者が交通事故を起こし、相手にケガを負わせてしまった場合、高額な損害賠償を命じる判決が相次いでいます。
国土交通省の自転車活用推進本部では、被害者救済の観点から自転車損賠賠償保険などの加入の必要性は高いとしめしています。事故を起こさないための安全運転はもちろんですが、万が一事故を起こしてしまった時の備えとして、自転車損害賠償保険などに加入することをお勧めいたします。
自転車事故の高額賠償事例
自転車と歩行者の事故 (2013年 神戸地裁)
男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折などの傷害を負い、意識が戻らない状態になったとして、加害児童の保護者に対し約 9,500万円の支払いを命じた。
自転車同士の事故 (2008 年 東京地裁)
男子高校生が昼間、自転車横断帯のかなり手前の 歩道から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24 歳)と衝突。男性会社員に重大な障害(言語機能の喪失など)が残ったとして約 9,300万円の支払いを命じた。