指定廃棄物の処分場に関する、これまでの経緯(平成24年度)
平成24年度の経緯
平成25年3月27日(水曜日)
19時00分 緊急市民集会 市文化会館大ホール(市民同盟会主催)
市民およそ900人が参加
環境省が示した選定プロセス見直しについての概要説明(市放射能汚染対策課)や、第1回指定廃棄物処分等有識者会議の傍聴報告(市民代表)の後、最終処分場問題についての考えや、市民同盟会の今後の取り組みなどが話し合われました
平成25年3月16日(土曜日)
18時00分 第1回指定廃棄物処分等有識者会議 東京都千代田区(環境省主催)
本市から、市長と市民およそ20人が傍聴しました
平成25年2月25日(月曜日)
- 17時00分 井上環境副大臣と秋野政務官が矢板市を訪問 市庁舎内
市長、正副議長と会談
環境省より、「指定廃棄物の最終処分場候補地の選定に係る経緯の検証及び、今後の方針」が発表されたことに伴い、井上副大臣から説明を受け、「これまでの選定プロセスを見直す」ことが伝えられました - 17時45分 記者会見
- 18時00分 矢板市民同盟会と塩田地区の代表、市幹部職員へ、井上副大臣との会談内容を報告
市長コメント
- 記者会見の際
(環境省は)検証に真摯に取り組んでくれた。主張のかなりの部分は取り入れられた。
しかし、私たちが適地でないと指摘している塩田の国有林を含めて再選定を進めるのは、疑問が残る。 - 会談内容報告の際
1万人集会やデモ行進、署名活動など、これまでの活動がこの結果につながった。
平成25年1月23日(水曜日)
9時30分 民主党栃木県連が矢板市訪問 塩田公民館
候補地周辺を視察の後、住民およそ50人と意見交換
平成25年1月17日(木曜日)
13時30分 矢板市議会が高萩市を訪問 高萩市役所仮庁舎
候補地視察の後、高萩市議会と意見交換を開催
両市議会が白紙撤回に向けて連携することを、改めて確認
平成25年1月6日(日曜日)
9時00分 候補地周辺現地見学会・旗開き 現地及び塩田公民館(矢板市民同盟会主催)
市内外から、およそ110人が参加、塩田ダムを出発し、候補地まで約1kmのコースを歩く
その後、塩田公民館にて「旗開き」を開催
平成25年1月4日(金曜日)
11時15分 井上信治環境副大臣と、秋野公造政務官が就任あいさつのため、矢板市を訪問
市長、正副議長と会談
平成24年12月27日(木曜日)
15時00分 矢板・高萩両市の市長、市議会、市民同盟会が環境省を訪問
白紙撤回を求める要望書を、安倍総理大臣と石原環境大臣へ提出(梶原破棄物・リサイクル対策部長が応対)
平成24年12月20日(木曜日)
13時30分 高萩市との合同決起集会 日比谷野外音楽堂(矢板市民同盟会・高萩市民同盟主催)
両市から、市民などおよそ550人が参加し、合同決起集会において「白紙撤回を勝ち取るまで戦う」とすることを決議
集会後、環境省から国会周辺、自民党本部までデモ行進、決議文を環境省や自民党本部などへ提出
平成24年12月15日(土曜日)
13時30分 高萩市3000人決起集会 高萩市役所跡地(指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める高萩市民同盟主催)
計画の白紙撤回を求め、市民などおよそ2,000人が参加し、大会決議を採択
矢板市からも、およそ150人の市民が参加
平成24年12月2日(日曜日)
10時00分 12.2一万人集会in長峰公園(指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める矢板市民同盟会主催)
計画の白紙撤回を求め、市民などおよそ8,000人が参加し、「候補地の白紙撤回まで闘い続ける」とすることを決議
同じく最終処分場の候補地とされている、高萩市の市民の方々も参加
平成24年12月1日(土曜日)
本日付けで、庁内に「放射能汚染対策課」を設置
平成24年11月28日(水曜日)
- 8時30分 県知事が候補地周辺視察
塩田ダムから候補地遠望
ふるさと田園風景百選観望
候補地周辺調査
平成10年発生地滑り地点調査
風穴(かざあな)湧水調査 - 10時00分 県知事が住民と意見交換 塩田公民館
市長、市議会議長も同席
平成24年11月16日(金曜日)
指定廃棄物最終処分場候補地に関する記者会見を実施 市庁舎内
市長コメント
9月3日に最終処分場の候補地として、「矢板市塩田大石久保」を指定したと告げられてから、もう2カ月半が経過しました。
このことは、矢板市の将来にかかわる重大な問題であります。今を生きる私たちとして、この問題を後世に残してはいけない。
現在、市役所内に研究プロジェクトチームを設置し、問題点の検討、現地調査などを行い、調査研究を行っています。それを踏まえて、新設予定の「放射能汚染対策課」において、市民の思いを受け止め、その白紙撤回に向けての対応がスムーズにいくよう対応したい。
引き続き、高萩市と共同歩調をとり、白紙撤回を強く求めていきたい。
平成24年11月13日(火曜日)
市議会全員協議会において新たな組織「放射能汚染対策課」を新設する旨を説明
11月26日の臨時議会において行政組織条例一部改正案を提案し、議会で了承後、12月1日付で設置
平成24年11月9日(金曜日)
市長と矢板市民同盟会が高萩市訪問 高萩市役所内
高萩市の最終処分場候補地を視察後、高萩市長・高萩市同盟と面談
白紙撤回に向けて共同歩調で取り組むことを確認し、両市と両同盟が合意書に署名
平成24年11月7日(水曜日)
14時45分 自民党環境部会と同県連役員が、矢板市訪問 市庁舎内
市長から説明を受けた後、処分場候補地を視察し、塩田公民館において住民と意見交換
平成24年10月22日(月曜日)
13時45分 市長、矢板市民同盟会長、矢板市区長会長が、環境省訪問 副大臣室(園田副大臣が応対)
市長が「指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める要望書」を、環境大臣と栃木県選出国会議員13人に提出
指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める矢板市民同盟会会長(指定廃棄物最終処分場設置反対塩田地区同盟代表)と矢板市区長会長が、「指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める署名」を、環境大臣に提出
平成24年10月18日(木曜日)
市議会が「指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める要望書」を栃木県選出国会議員13人に提出
平成24年10月16日(火曜日)
10時00分 市議会が「指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める要望書」を栃木県知事に提出 県庁舎内
平成24年10月10日(水曜日)
15時00分 茨城県高萩市長、市議会議長が矢板市訪問 市庁舎内
矢板市長、市議会議長と会談、両市が共同歩調で環境省に候補地の白紙撤回を求めていくことで合意
平成24年9月24日(月曜日)
19時00分 指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める矢板市民同盟会設立会議を開催 市文化会館大ホール
平成24年9月14日(金曜日)
13時30分 環境省主催の候補地選定等に係る市町担当説明会に参加 県庁舎内
平成24年9月13日(木曜日)
19時00分 臨時区長会議を開催(矢板市区長会は68行政区で構成)
会議結果
9月7日に行われた、区長会役員会で決定した次の4項目について、了承した。
- 指定廃棄物最終処分場の建設に反対していく
- 建設計画に対して反対署名運動を行っていく
- 市や関係機関と連携していく
- 近隣市町の区長会にはたらき掛け連携していく
今後、市内にある商工農林などの団体に、全市的な反対組織への参加を呼びかけ、設立総会を開催する。
平成24年9月10日(月曜日)
17時05分 福田富一栃木県知事が矢板市訪問、市長と会談 市庁舎内
終了後、記者会見
市長コメント
矢板市は、原発事故の被害地域で、必死になって除染活動に取り組んでいる。放射能に対する市民の不安は大きく、風評被害にも苦しんでいる。
そんな中、突然、最終処分場を作るという話は、私たちとしては受け入れられない。
今後は、オール矢板で反対運動に取り組み、反対の理由をはっきり示していきたい。
平成24年9月7日(金曜日)
- 午前 矢板市議会が「指定廃棄物の最終処分場建設候補地の白紙撤回を求める意見書」を、全会一致で可決
内閣総理大臣、環境大臣、衆参両院議長に送付 - 15時30分 区長会役員会を開催
平成24年9月6日(木曜日)
- 15時00分 市長が候補地周辺を視察
- 19時00分 最終処分場候補地選定に関する状況説明会を開催
塩田地区を含む西部地区内行政区の住民の方を対象に説明、およそ200人が参加
終了後、記者会見
市長コメント
- 説明会の際候補地を突然伝えてきた国のやり方は、一方的で地元を無視している。矢板市全体で反対していかなければならない。
- 記者会見の際こんなに大勢の住民が集まるとは思っていなかったので、改めて住民に不安があることが分かった。
今後、国や県にこちらの思いを伝えていかなければならない。
平成24年9月4日(火曜日)
12時00分 行政区長への説明会を開催
西部地区行政区長を対象に説明(塩田、倉掛、合会、片俣、幸岡)
終了後、市長が候補地周辺を視察
平成24年9月3日(月曜日)
- 9時25分 環境省副大臣との会談について、環境省職員が矢板市を訪問
- 11時40分 環境省の横光克彦副大臣と市長が会談 市庁舎内
指定廃棄物最終処分場の県内候補地に、塩田地内が選ばれたことを提示 - 12時00分 記者会見
- 13時00分 臨時課長会議を開催、市職員への情報周知
- 14時00分 市議会議員会を開催、内容を報告
市長コメント
記者会見の際
最終処分場を矢板市塩田地内の国有林野を候補地としたいということで、突然お越しになったが、驚きと戸惑いを感じている。
矢板市は、放射線量の汚染状況重点調査地域に指定され、現在小中学校などを中心に除染作業を行っているところであり、また、多くの市民の方が、風評被害に苦しんでいる状況である。
そのような中で、市民感情としても到底受け入れられない話であり、しっかりとお断りをした。