公的資金補償金免除繰上償還
公的資金補償金免除繰上償還制度について
公的資金補償金免除繰上償還とは
公的資金補償金免除繰上償還は、金利が高かった時代に借りた公的資金(旧資金運用部資金、旧簡易生命保険資金、旧公営企業金融公庫資金)を、補償金(本来であれば将来支払うことになる利息相当額)の支払いなしに繰上償還できる制度です。
制度について
地方公共団体の公債費負担軽減対策として、当初は平成19年度から平成21年度までの3年間で実施されました。さらに地域経済の低迷を受けて、平成22年度から平成24年度までの3年間で、引き続き公的資金の繰上償還が実施されることになっています。
この繰上償還を実施するには、地方財政法附則33条の9に基づき、財政健全化計画または公営企業経営健全化計画を策定し、行政改革、経営改革を行うことが求められています。
この制度により、高金利の地方債を一括返済あるいは低金利地方債に借換えを行うことによって、将来の金利負担を大きく軽減することができるようになりました。
矢板市の公的資金補償金免除繰上償還の状況
繰上償還の実施状況について
平成19年度に、一般会計、農業集落排水事業特別会計、公共下水道事業特別会計、水道事業会計において健全化計画が承認され、平成19年度から平成21年度の3年間で繰上償還を実施しました。
平成24年度にも、一般会計、水道事業会計で健全化計画が承認され、平成24年度中に繰上償還を実施しました。