高原山環境保全パトロール2024(夏)を実施しました
日光国立公園内に位置する高原山は貴重な動植物の宝庫であり、活火山であることから様々な岩石鉱物を見ることができます。
また、山麓には原始時代の高原山黒曜石原産地遺跡群や近代の炭焼窯跡群などが所在し、人々が自然と共生してきた歴史を伺うことのできる重要な場所です。
矢板市教育委員会ではこの貴重な環境を守るため、令和3年度から矢板市文化財愛護協会と共催で「高原山環境保全パトロール」を開催し、高原山の美化活動、および環境啓発活動を行っています。
令和6年度の第一回目は7月19日(金曜日)に実施しました。
当日のレポートはこちら<外部リンク>
今後も継続して実施する予定ですので、興味のある方は矢板市文化財愛護協会にぜひご入会ください。
矢板市文化財愛護協会について<外部リンク>
高原山へ入山する方へのお願い
高原山一帯は環境大臣が指定する日光国立公園の区域になっています。
国立公園は特別地域と普通地域に分けられており、どちらも鉱石・土石の採集が制限されています。また、特別地域では環境省が指定する植物の採集が制限されています。
このほかにも、様々なルールが定められておりますので、詳細は環境省のホームページをご覧ください。
環境省(国立公園)ホームページ<外部リンク>
入山する際には、これらのルールを守って、登山道を逸脱しないようご注意ください。
貴重な動植物や鉱石等は写真に収めるのみにしましょう。