矢板市水処理センター施設紹介
矢板市水処理センターは、快適な都市環境の確保と河川の水質汚濁の防止を目的として、昭和49年度に計画されました。
この施設は、下水道計画処理区域から発生する汚水を処理するための施設で、段階的に処理区域の拡大を図るための事業許可を受けて、整備を進めております。
本市の下水道は、分流式(雨水と汚水を別々の管で流す方式)により汚水が当センターに流入し、標準活性汚泥法(汚水中の有機物を微生物の働きによって分解させる方法)によって汚水をきれいに浄化した後、内川に放流します。
分解された活性汚泥(汚水に存在する微生物からなる汚泥)は、脱水ケーキ(汚泥を脱水処理した後に残る固形物)にし、一部を下水道資源化工場で溶融スラグ(汚泥を高温で溶融し、冷却して固化させた物)や民間処理場で堆肥化され、資源として有効利用されています。
私たちは、毎日の生活でトイレ・台所・お風呂で水を使用し、水質を汚濁させています。汚れた水をそのまま流すと、害虫や伝染病が発生し生活環境や自然環境が破壊されることになります。汚れた水を集め、きれいな水に戻す水処理センターは、私たちの生活に欠かすことのできない大切な役割を担っています。
所在地
〒329-1572
栃木県矢板市安沢3617
電話:0287-48-2918
Fax:0287-48-3082