大雨や土砂災害、地震などの災害が発生した場合は、市は避難指示などの「避難情報」を発令し、市民の皆さんに避難を呼びかけます。
「新型コロナウイルス感染症」などの感染症が流行している状況におきましては、感染症拡大防止にも注意し、適切に避難することが重要です。
災害に備えるために必要な5つのポイントをご紹介します。「自らの命は自らが守る」意識を持ち、適切な避難行動をとりましょう。
・「避難」とは、「難」を「避」けることです。風水害の場合、安全な場所(洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域など、危険な場所でない場所)にいる場合は、自宅の周りで災害が発生していない限り、無理に避難場所に行く必要はありません。
・避難が必要な危険な場所(洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域など)については、以下のページから矢板市防災ハザードマップをご確認ください。
・避難先は避難所だけではありません。安全な場所にある親戚や友人、知人宅へ避難することも、日ごろから考えておきましょう。
・気象情報や、避難指示などの避難情報について、日ごろからどのような情報が必要であるか、また、その内容を知っていただき、避難情報の発令時には適切な行動をとってください。
・災害が発生するおそれがある場合や災害が発生した場合に備えて、矢板市の防災メールへの登録をお願いします。
・メールを使用できる携帯電話やスマートフォンをお持ちの方は、無料で登録が可能です。
・登録方法については、以下のページからご確認ください。
・災害発生時にとるべき避難行動がわかる「避難行動判定フロー」をご紹介します。
・災害発生時に備えて、今のうちに、自宅が安全かどうか確認しましょう。
知っておくべき5つのポイント/避難行動判定フロー [PDFファイル/405KB]
警戒レベル | 避難情報等(発令元) | 取るべき行動 |
---|---|---|
警戒レベル1 | 早期注意情報(気象庁) |
災害への心構えを高める |
警戒レベル2 |
大雨・洪水注意報等(気象庁) |
避難行動の確認 |
警戒レベル3 |
高齢者等避難(矢板市) | 危険な場所から、高齢者など避難に時間を要する人は避難 |
警戒レベル4 |
避難指示(矢板市) | 危険な場所から、全員速やか避難 |
警戒レベル5 |
緊急安全確保(矢板市) | 命を守る最善の行動 |
「避難行動判定フロー」「避難情報のポイント」(内閣府) [PDFファイル/1月21日MB]
・「警戒レベル3」、「警戒レベル4」が発令された場合は、安全な場所(避難所や親戚、知人、友人宅など)へ避難してください。
・「新型コロナウイルス」の感染拡大防止の観点から、親戚、知人、友人宅などへの避難も考えてください。
・令和元年台風第19号において、避難所へ行く途中で車が水没して亡くなる「車中死」が問題になりました。雨が強くなってからの避難はかえって危険な場合もありますので、外への避難が遅れた場合は、自宅の二階への避難(垂直避難)なども検討しましょう。
※避難所は常に開設しているわけではありません。避難所に避難する方は、市の防災メールやホームページ、テレビのデータ放送などで、必ず開設している避難所を確認してください。
・あわてて避難する必要はありません。自宅のドアや窓、雨戸などをしっかり閉め、在宅避難してください。
・道路冠水などにより自宅が浸水するおそれがある場合は、自宅の二階への避難(垂直避難)などの安全な場所への避難が必要です。
※自宅の近くが浸水しているときに外へ避難することは大変危険です。市の防災メールやホームページ、テレビのデータ放送などで、災害情報や避難情報を入手し、適切な避難行動をとってください。
避難所は、市が避難情報(避難指示など)を発令した場合に、危険な場所から避難できるよう、地域を選んで開設します。
・避難所は、避難が必要な地域のために開設するので、避難情報発令時でもすべての避難所が開設されるわけではありません。
・開設している避難所については、市の防災メールやホームページ、テレビのデータ放送などからご確認ください。
※避難情報が発令された場合、お近くの学校などが避難所に指定されていても、確認をせずに行くことは避けてください。避難所として開設されていない場合があります。
体調不良を感じる方は医療機関を受診するなど、可能な限り感染拡大防止策を講じた上で避難してください。
避難所の備品は、種類や数に限りがありますので、できる限り必要なものを自分で携帯するようにしてください。
・マスク(なければタオルなどで代用可)
・アルコール消毒液、除菌ウエットシート
・体温計
・常備薬
・防寒具(洋服、ブランケットなど)
・着替え
・タオル、ティッシュなどの衛生用品(女性は生理用品など)
・乳幼児品(ミルク、レトルト離乳食、おむつなど)
・飲料、食料品(携帯可能なもの)
・メガネ、コンタクトレンズ
・モバイルバッテリー
・手洗い、せきエチケットの励行により、基本的な感染症対策を徹底しましょう。
・「三密」を避けるために、「まわりの人との距離を一定に保つ」、「十分な喚起を行う」、「近距離で会話をしない」などを心掛けましょう。
・体調に不安があるときは、早めに避難所にいる職員に相談しましょう。
新型コロナウイルス感染症を踏まえた避難所開設運営方針 [PDFファイル/284KB]
国民の皆さまへ(厚生労働省)<外部リンク>
新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)<外部リンク>
新型コロナウイルス感染症対策(内閣官房)<外部リンク>
一般市民向け新型コロナウイルス感染症に対する注意事項(日本環境感染学会)<外部リンク>
新型コロナウイルス感染症に関する情報(栃木県)<外部リンク>