食品ロス削減について
食品ロスとは
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。国内では年間643万トンの食品ロスが発生しています(平成28年度環境省推計値)。食品ロスを減らすことは、未来に向かって持続可能な社会を作っていくためのとても大きな課題となっています。
わたしたちにできること
家庭での取組
食べ残しを減らそう!
・冷凍庫を活用しよう
期限までに使いきれなさそうな時は、冷凍できるものは冷凍庫で保存しよう。
・過剰除去をしない
野菜や果物の皮の厚むきをすることで生ごみは増え、栄養は減ってしまいます。食材をに有効的に使いましょう。
・必要な量だけ作ろう
食べきれる量だけ作りましょう。余ってしまった時は、ほかの料理に作り替えるなど調理方法を工夫し食べきりましょう。残った料理を活用したリメイク料理やアイディア料理など、料理レシピの投稿サイト「クックパッド」内の「消費者庁の公式キッチン」で紹介されています。みなさんもリメイク料理などに挑戦してみましょう。
手付かず食品を減らそう!
・買うものを決めておこう
買い物に行く前に冷蔵庫の中身などをチェックし、事前に必要なものを確認しましょう。
・残っている食材から使おう
家にある食材を優先して使いましょう。
外食での取組
食べ切れるメニューを選ぼう!
・ハーフサイズメニューや少量コースなど、料理の量を選んで注文しましょう。
・お店によっては残った料理を持ち帰れることもあるので活用しましょう。
とちぎ食べきり15(いちご)運動
とちぎ食べきり15運動とは、食品ロスが多く発生しやすい宴会で、はじめの15分とおわりの15分はしっかり食事をすることを推進している運動です。
矢板市では「食品ロス」を削減するため、矢板市商工会に加入している飲食店と協力し、「とちぎ食べきり15運動」を推進しています。市民と事業者が一体となって食品ロスを減らしましょう。
矢板市商工会加入店 飲食・販売<外部リンク>
矢板市商工会加入店 宿泊施設<外部リンク>
消費期限と賞味期限の違いとは?
加工食品には、「消費期限」か「賞味期限」が表示されていますが、みなさんはその違いをご存知ですか?
・消費期限
お弁当やサンドイッチ、生めん、ケーキなど品質の劣化が早い食品に表示されている「安全に食べられる期限」のため、期限を過ぎたら食べないほうが安全です。
・賞味期限
スナック菓子やカップ麺、チーズ、缶詰など比較的品質の劣化が遅い食品に表示されている「おいしく食べられる期限」のため、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。賞味期限を過ぎた食品については、見た目や臭いなどで確認して判断しましょう。
「消費期限」も「賞味期限」も、袋や容器を開けないで、書かれているとおりに保存していた場合の安全やおいしさの期限です。一度開けてしまった食品は期限に関係なく、早めに食べましょう。