空家等対策について
近年の急速な少子高齢化や核家族化により、空き家の増加が続いています。特に長期間放置された空き家は、適切な維持管理がなされないまま老朽化が進行し、防災や防犯、衛生、景観等の面から、地域住民の生活環境に悪影響を及ぼすなど、さまざまな弊害を生んでいます。このような背景を踏まえ、平成26年11月に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が制定されました。
平成29年度に実施した空家等実態調査の結果では、市内の戸建住宅約15,000件中、約360件(約2.4%)の空き家の存在が確認できましたが、潜在的空き家を含め、今後も増加傾向にあることから、空家等対策の効果的な実施が求められています。そこで、矢板市では空家等対策を総合的に推進するため、学識経験者や市民の代表で構成する「矢板市空家等審議会」や市長を本部長とした「矢板市空家等対策推進本部」などを設置し、「矢板市空家等対策計画」を策定し、それに基づく様々な施策に取り組んでいます。
計画策定の経過
年 月 |
経過内容 |
平成30年3月 |
矢板市空家等の適正管理に関する条例制定 |
5月 |
空家等対策基本方針策定 |
6月 |
矢板市空家等対策推進本部及び検討部会設置 |
7月 |
第1回矢板市空家等対策推進本部 |
8月 |
矢板市空家等審議会設置 |
9月 |
矢板市空家等対策計画骨子案及びパブリックコメントの実施について市議会報告 |
10月 |
矢板市空家等の適正管理に関する条例施行 |
12月 |
第4回矢板市空家等対策推進本部 |
平成31年1月 |
第5回矢板市空家等対策推進本部 |
2月 |
第3回矢板市空家等審議会 |
3月 |
矢板市空家等対策計画案パブリックコメント実施(3月1日~3月18日) |
空家等審議会
計画を策定するにあたり、矢板市空家等の適正管理に関する条例に基づき、平成30年8月に「矢板市空家等審議会」を設置しました。この審議会は、空家対策に関することについて、市長の諮問に応じ調査研究する組織として、空家対策の基本方針や具体的な施策など、計画に定める事項等について審議を重ねてきました。
矢板市空家等審議会につきましては、こちらをご覧ください(リンク)
空家等対策計画
矢板市における空家等対策を総合的に進めるため、「矢板市空家等対策計画」を、策定しました。
平成31(2019)年度から10年間を計画期間とし、空家等対策に関して、4つの基本方針とそれに基づく重点項目を定め、空家の解消に向けた取り組みを進めてまいります。
矢板市空家等対策計画
〇 計画全編(P1~62) [PDFファイル/1.34MB]
〇 計画本編(P1~44) [PDFファイル/728KB]
資料編(P45~54) [PDFファイル/222KB]
参考資料編(P55~62) [PDFファイル/673KB])
【計画案パブリックコメント結果】
意見等の提出はありませんでした。
【参考】
矢板市空家等対策計画骨子案 [PDFファイル/3.25MB]
パブリックコメント結果について [PDFファイル/128KB]
※ 計画骨子案策定の際にいただいたご意見は、計画本編「第4章 重点項目に基づく各施策」や 「第5章 空家等に関する相談への対応」などの内容に盛り込みましたのでご参照ください。貴重なご意見、ありがとうございました。