災害が発生しそうなときや災害が発生した場合には、テレビ、ラジオなどで多くの気象情報が流れます。また、国(気象庁など)や市からも防災行政無線などを通して様々な情報を提供しています。災害についての正しい知識を身につけておけば、いざというときの行動に役立ちます。
災害により危険が迫ったとき、市から「高齢者等避難」、「避難指示」、「緊急安全確保」が発令される場合があります。これらの違いを理解し、発令された際には早めの避難を心がけましょう。また、身の危険を感じたときには、ためらわずに自主的に避難することが重要です。
発令の種類 | 発令時の状況 | 住民に求める行動 | 指定河川洪水予報 |
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高齢者等避難 | 災害が発生するおそれがある状況であり、災害リスクのある区域等の高齢者等が危険な場所から避難するべき状況。 | 高齢者等は危険な場所から避難する。 | 氾濫警戒情報 (避難判断水位) |
避難指示 | 災害が発生するおそれが高い状況であり、災害リスクのある区域等の居住者等が危険な場所から避難するべき状況。 | 危険な場所から全員避難する。 | 氾濫危険情報 (氾濫危険水位) |
緊急安全確保 | 災害が発生または切迫している状況。 | 命の危険があることから直ちに身の安全を確保する。 | 氾濫発生情報 (氾濫の発生) |
避難情報に関するガイドライン(内閣府)<外部リンク>
指定河川洪水予報(気象庁)<外部リンク>
土砂災害警戒区域や、土砂災害特別警戒区域とはどういう場所なのかを理解し、どこが指定されているのかを確認しておきましょう。
急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、住民等の生命または身体に危害が生じるおそれがあると認められる区域であり、危険の周知、警戒避難体制の整備が行われます。
急傾斜地等の崩壊等が発生した場合に、建築物に損壊が生じ、住民等の生命または身体に著しい危害が生じるおそれがあると認められる区域で、特定の開発行為に対する許可制、建築物の構造規制等が行われます。
傾斜度30度以上、高さ5メートル以上の急傾斜地で、人家や公共施設に被害が生じるおそれのある箇所。
地滑りが発生しているあるいは地すべりが発生する恐れがある地域のうち、河川、道路、公共建築物、人家等に被害が生じるおそれのある箇所。
土石流発生のおそれがあり、人家や公共施設に被害が生じるおそれのある箇所。