6月17日配信に引き続き、新型コロナウイルス感染症により、小中学校が長い臨時休校になっていたときの話です。
孫に竹を使ってご飯を炊くという経験をさせたいと思い、近くの竹林から竹を切ってきて、竹筒炊飯をしてみました。
小中学校の野外活動などでは、飯盒炊爨や鍋を使ったものは経験できるかもしれませんが、竹を使うということはあまりないと思いますので、ご紹介したいと思います。
(1)竹は両節を残して切ります。長さは20cmくらい。孟宗竹のように皮の厚いものが適しています。
竹は切り出したばかりの若い竹を使いましょう。古く乾燥した竹は、ご飯が炊ける前に竹が燃えてしまいます。
(2)写真のように、上から3分の1くらいの箇所で切ります。左の部分はふたになります。
(3)研いだ米(1合)を入れます。水の量は大人の指の一節くらいで良いでしょう。
(4)針金で両端を縛り、火の上にのせます。炊飯の時間は20~30分くらいが目安です。
この時に火元と竹の距離が近いと燃えてしまいますので、注意しましょう。
(5)竹が写真くらい焦げると完成です。ふんわり竹の香りが漂うご飯ができますよ。どうぞ召し上がれ。
思っている以上に手軽で簡単なので、夏休みの自由研究がてら、お子さんやお孫さんと一緒に挑戦してみてください!