矢板の市街地のど真ん中を流れる塚原川。
かつては「バカッ川」と呼ばれ、大雨が降るたびに周辺の家は床下浸水の被害にあっていました。
しかし、今では河川改修がされてその心配は全くなくなりました。
今日は、その塚原川を遡って取水口を訪ねて見ましょう。
この写真のように、内川から分水しています。
ここは東泉の最南端ですが、平成の始め頃までは富田行政区の飛び地になっていました。
それは、富田地区の田んぼを潤す大切な水源地であったためなのです。
また、この川は戦国時代に築城された「矢板城」の外堀の役目も果たしていました。
この橋の名前は、「合戦場橋」。那須氏との激しい攻防戦を物語っています。