4月2日は長峰公園で「桜フェス」が開催され、盛況となりましたが、翌週の週末は矢板市の桜が見頃を迎え、街のあちこちがピンク色に染まりました。天気にも恵まれ、のんびり桜を眺めに出かけた人も多いのではないでしょうか。
私も金曜日の夕方、ライトアップされた長峰公園の桜を見に行きました。
青空の下の桜もきれいですが、夕暮れの空や夜空の下で見る桜もまた格別。
この日は半分くらい欠けた月も見えて、月と桜、美しいものの共演が叶いました。
もうほんとに、うっとりです。
公園の展望台がある丘は、矢板市内や遠くの山々が一望できるマストスポットですが、だんだん暗くなると、街のあちこちに灯りがともるのが見えました。
この灯りの一つ一つが誰かにとって大切な場所。
これから何十年後、何百年後もこの灯りがちゃんと残ってるといいな。
そんなことを考えました。
丘を降りると、のんびり散歩する人、グランドを駆け回る子どもたち、カメラを構える人の姿も。
それぞれ思い思いに夜桜を楽しんでいて、幸せそのものな時間が流れていました。
桜の盛りは一年の中でほんの少し。
今年も桜を眺めることが出来た喜びを噛み締めながら、公園を後にしました。