グリーン購入ガイドライン
最終更新日:2007年5月15日
目的
限りある資源を有効に活用し、よりよい環境を次世代に引き継いでいくことが、私たち人類に求められています。これまでの大量生産・大量消費・大量廃棄をベースにしたこれまでの経済社会に代わり、環境保全型産業活動や資源・エネルギーの循環型社会の形成をめざし、環境負荷の少ない適正消費・最小廃棄型の社会への転換を図っていかなければなりません。
矢板市では、事業者の皆さんにも、自らが事業者でもあり消費者であるという立場から、積極的に環境問題の解決に取り組む姿勢を示していただき、事業運営上必要な製品及びサービスの購入等に際して、環境に配慮した取り組みを実践する「グリーン購入」を推進していただくため、再製品等の利用に関する指針として、「矢板市グリーン購入ガイドライン《事業者向け》」を定めました。
このガイドラインが、環境に配慮した製品及びサービスの優先的な購入と有効的な利用のための指針として、事業者の皆さんに活用していただければ幸いです。
矢板市では、推進指針を作成しグリーン購入を推進しております。
事業所等で指針などを作成する際に参考にしてください。
基本的な考え方
このガイドラインでは、事業者の皆さんが製品等を購入される際、廃棄物の発生抑制の観点から環境に配慮した製品等を優先して選択し、使用に際しては出来る限り長期の使用または再使用等に努めていただくため、次のような判断基準を定めました。
製造段階
- 再生された素材や再使用された部品が多く利用されていること。
- 余材、廃材等を使用していること。
- 再生しやすい材料を使用していること。
使用段階
- 修繕や部品の交換・詰め替えが可能であること。
- 長期間使用ができるものであること。
- 再使用が可能であること。
リサイクル段階
- リサイクルが可能であること。
- 素材ごとに分別が可能であること。
廃棄段階
廃棄されたときに処理や処分が容易なもの
その他
- 製造、使用、廃棄などの各段階で、環境や人の健康に被害を与える 有害物を使用または排出しないもの。
- 製造、使用、廃棄などの各段階で、温室効果ガスなど環境への負荷が大きい物質の使用または排出が少ないもの。
対象事業所
矢板市内に所在する全事業所
購入基準
購入基準はグリーン購入ガイドライン別紙1のとおりとし、グリーン購入ネットワークに準ずるものとする。
ガイドラインに指定されていない品目については、第三者機関が認定する環境ラベルグリーン購入ガイドライン別紙2を取得した製品を選択するように努めましょう。
適用開始年月日
平成14年9月2日