居宅介護支援事業者とは、介護保険サービスを使いたい市民の相談を受け、市への各種申請を代行したり、介護保険サービスの利用計画(ケアプラン)を立てたりしてくれるケアマネジャーを配置している事業者の名称です。
基本的には、介護保険の「要介護認定」を済ませ、要介護1~5の認定を受けた人の相談を受けています。
ケアマネジャー(正式名称:介護支援専門員)は、利用者の希望や心身の状態にあったサービスが受けられるように導いてくれる、介護保険サービスの窓口役です。
先述の居宅介護支援事業所に所属しており、要介護認定取得後、市が発行する「居宅介護支援事業所一覧」から任意の事業所を選び、連絡、相談することで、担当のケアマネジャーと契約することができます。
矢板市内の居宅介護支援事業所一覧(令和7年3月現在) [PDFファイル/106KB]
また、ケアマネジャーや居宅介護支援事業所は利用者本人や家族の希望により変更することもできますので、その際は市の介護保険担当や「地域包括支援センター」に相談しましょう。
これらの項目以外にも、介護保険のことで疑問や困ったことがあれば、まずはケアマージャーに相談してみましょう。
ケアマジャーへの相談やケアプランの作成に関する利用者負担は無料です。全額が介護保険から支払われます。
ケアプランは、利用者の今後の生活のための設計図。目標を持ち、その達成につながるサービスをプランに組み込むことが大切です。ケアマネジャーはプラン作成のプロですが、「すべてお任せ」にせず、本人や家族の希望を積極的に伝えるようにしましょう。